2009年12月23日

ウディネーゼが監督交代に踏み切る

昨日の記事のラストで触れたウディネーゼの監督交代の件。結果的にウディネーゼはパスクアーレ・マリーノ監督を解任して、新監督にジャンニ・デ・ビアージ氏が就任することが決まりました。

マリーノ監督が就任して3年。マリーノ監督率いるウディネーゼは、3トップをメインとする攻撃的なサッカーでリーグ戦で2年連続7位と結果を残し、昨シーズンのUEFAカップではベスト8まで行くなど好成績を挙げました。その一方で2シーズンとも2ヶ月ほど不振に陥る時期があるなど、シーズンを通して好調を持続できない点もありました。

昨シーズンもリーグ戦で全く勝てない時期があったものの、UEFAカップとの掛け持ちという面があったので仕方が無かったように思います。しかし今シーズンは掛け持ちが無く、なおかつ主力のほとんどが残留(抜けたのはクアリアレッラぐらい)している状況で14位と低迷していては解任も仕方の無いところだと思います(ぺぺやサンチェスがケガで抜けているなど酌量の余地も多少はありますが…)。とはいえ、マリーノ監督のこの3シーズンで挙げた実績に関しては評価されてしかるべきだと思います。

一方、新監督になったジャンニ・デ・ビアージ氏。これまでの監督としての実績に関しては賛否両論あるかと思いますが、近年は監督として十二分に実力を発揮しにくい環境で監督を務めていたのも事実です。

2005年から3回就任したトリノではウルバーノ・カイロ会長と対立したり、2007-08シーズン途中から就任したレバンテ(スペイン)では極度の財政難との戦いであったり(詳しくはこちら)、大変な環境で監督を務めていました。

その点、ウディネーゼは監督が働きやすい環境づくりを目指しているので今までのチームよりは仕事がしやすいと思います。ただ、それだけにジャンニ・デ・ビアージ氏の監督としての真価が問われることにもなるでしょう。

新監督を迎えたウディネーゼ。ウィンターブレイク明けからの巻き返しに期待したいですね。
posted by セイルズ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA09-10シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

今季のセリエAはある意味、異常と見るべきか?

おととい行われた第17節(4試合が延期になりました)で、年内の試合が終了しウィンターブレイクに入ったセリエA。

結果的にインテルが独走態勢で、それに続くのがミランやユベントス、ローマというおおむね上位争いはおなじみのチームが並んでいる状況にあります。パルマやバーリといった昇格組の躍進も見逃せません。

その一方で、今シーズン異常に多いのが監督交代。現在の段階でもうすでに8チームが監督交代に踏み切っています。この数は昨シーズンの監督交代したチーム数を既に上回っています。(昨シーズンは7チームがシーズン途中で監督交代しています)


セリエA 今シーズンここまでの監督交代一覧

ローマ ルチアーノ・スパレッティ→クラウディオ・ラニエリ
アタランタ アンジェロ・グレグッチ→アントニオ・コンテ
ナポリ ロベルト・ドナドーニ→ワルテル・マッツアーリ
ボローニャ ジュゼッペ・パパドブーロ→フランコ・コロンパ
リボルノ ジェンナロ・ルオートロ→セルセ・コズミ
シエナ マルコ・ジャンパオロ→マルコ・バローニ→アルベルト・マレザーニ
パレルモ ワルテル・ゼンガ→デリオ・ロッシ
カターニャ ジャンルカ・アッツォーリ→シニシャ・ミハイロビッチ


さらにミランやユベントス、ラツィオといった監督交代の噂が少なからず流れたところまで含めれば、セリエAの半数以上のチームで監督の立場が安定していない時期があったいうことになります。

近年のセリエAでは監督交代が頻繁に行われていることもあって、現段階で3シーズン以上同じチームを率いているのは、フィオレンティーナのクラウディオ・プランデッリ監督(5シーズン)、ジェノアのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督(4シーズン)、ウディネーゼのパスクアーレ・マリーノ監督(3シーズン)のわずか3人です。

成績が第一とされる現代サッカーでは長期政権でいられるほうが珍しいというのが最近の流れですが、それでもイングランドのマンチェスター・Uやアーセナル、リバプールなどは長期政権でかつ結果を出しています。

また監督が頻繁に変われば、それに合わせて戦術なども変わったりするためチームに継続性が無くなることが多いという欠点があります。ただしチームが降格するなど不本意な成績となれば、それはそれで意味がなくなってしまうので難しいところかもしれません。

現段階で監督交代に踏み切った8チームを見てみると、大なり小なり成績が好転しています。特にローマやナポリは成績がかなり良くなっている一方で、アタランタは交代直後に多少好転したがその後はまた元に戻っている感じです。

シーズンの半ばで8チームが監督交代に踏み切っている現在のセリエAはちょっと異常かもしれませんが、それだけ生き残りや期待される成績など各チームに事情があるということなのかもしれません。

ウィンターブレイクに入ったセリエAですが、ひょっとしたら今季9チーム目の監督交代があるかもしれません。現在14位に低迷しているウディネーゼが監督交代を考えている模様で、今日行われるマリーノ監督との会談でどうなるか決まりそうな状況になっています。
posted by セイルズ at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA09-10シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

寒いのは日本だけじゃない!!

本当にここ数日日本国内では寒い日々が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

しかし、寒いのは日本に限ったことではなくヨーロッパにも強い寒波が入り込み、あちこちで大雪になって大変なことになっています。



上の記事中の画像はイギリス南東部のセブンオークスの様子ですが、一面銀世界。深い雪に覆われています。

さて今回の寒波では交通などいろいろな面で影響が出ていますが、サッカーの試合にも影響が出ています。

昨夜行われる予定だったセリエAのボローニャvsアタランタとフィオレンティーナvsミランの2試合が大雪の影響で延期になったほか、同じイタリアのセリエB(2部リーグ)でも4試合が延期になるなど、イタリアを中心にサッカーの試合が取りやめになり延期になっています。


昨日のボローニャの町の様子


雪の中でも試合をしていたところもありましたが、この状況になるとプレーしている選手たちはもちろんですが、見るほうも寒くて大変です。


昨夜行われた、セリエB第19節
ブレシアvsモデナの試合の様子


そして今夜行われる予定だったウディネーゼとカリアリの試合も早々と延期が決まりました。ウディネではボローニャ以上に大雪になっているようです。


昨日のウディネ郊外の様子


日本での寒波の影響はあと1〜2日続きそうです。みなさん防寒対策を十分にして、風邪などひいて体調を崩さないように暖かくしてお過ごしくださいね。

※(追記)この記事を書き終わった後にさらにもう1試合、ジェノアvsバーリ戦も取りやめになり延期になることが決まりました。寒波、恐るべし…
posted by セイルズ at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA09-10シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マンチーニが新たなスタートを切る!

07-08シーズンまでインテルを率いて、チームを3連覇に導いたロベルト・マンチーニ氏。

インテルの監督を解任されてからはイタリア国内外問わず、有力なクラブで監督交代の噂があがるたびにその名前が出てくるものでした。

しかし、マンチーニ氏はついにマンチェスター・シティの監督に就任することが決まりました。



マンチェスター・シティといえば今や世界一の金満クラブ。最近は大型補強を繰り返していましたが、そのわりに成績は安定せず「寄せ集め集団」とか言われていました。

それでもクラブ側は、ここまでマーク・ヒューズ監督を信頼して我慢を続けてきました。しかし最近の成績不振を理由についにマーク・ヒューズ監督を解任し、新たにロベルト・マンチーニ氏を監督にしました。

現在マンチェスター・シティは6位という位置にいますが、より上の順位でシーズンを終えるために決断をしたものだと思われます。そして今ならば成績を好転させて上位に食い込むことも可能だと思います。

インテルで実績を挙げてきたマンチーニ監督が、どのようなチームを作り上げマンチェスター・シティを強豪にのし上げていくか。今後がとても楽しみですね。
posted by セイルズ at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | イングランド・プレミアリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

グアルディオラ監督、いずれはセリエAへ?

今夜はクラブW杯の決勝戦、エストゥアンデス(アルゼンチン)vsバルセロナ(スペイン)が行われ、今年のクラブ世界一が決まります。

就任以来、ここまで2008-09シーズンに3冠を達成するなどチーム絶好調の最大の功労者となっているバルセロナのグアルディオラ監督。しかし、ここに来て将来はセリエAに行くかもしれないという噂が出てきました。

イタリアのスポーツ紙によると、すでにあるセリエAの有力チームがグアルディオラ監督に非公式ではあるがオファーを出したとのことで「一緒にクラブの長期プロジェクトを進めていくことができれば光栄である」とのメッセージを送っています。

どこのクラブかは分かりませんが、先に挙げたメッセージの内容から推測するに可能性がありそうなところとしてフィオレンティーナが挙げられます。

フィオレンティーナは長期的なプロジェクトに立ったチーム作りを目指しています。さすがに当初掲げていた2010年にスクデッドをとることは難しいですが、着実に戦力はアップしてるし欧州の舞台での経験値もあがっています。それに加えて優れた若手選手が多いのも、ある意味カンテラ重視の現在のバルセロナと多少雰囲気が似ている気もします。

それに加えてフィオレンティーナはプランデッリ監督が次期イタリア代表監督の最有力候補に挙げられていて、もしプランデッリ監督が退任したらその後任を見つけなければなりません。しかしそう簡単に適任が見つからないのも事実です。

そのため、グアルディオラ監督に白羽の矢を立てたものだと推測されます。ただフィオレンティーナは給料予算に厳しいところなので、そこが引っかかるところですが…

フィオレンティーナ以外でもオファーを出しそうなところはいくつかありますが、グアルディオラ監督ほどの監督を迎えるとなればそれはかなり限定されるでしょう。

グアルディオラ監督の任期は2010年6月まであるので、それまでバルセロナの監督を続けるのは間違いないでしょう。ただその後どうするかはまだ決めかねている状況で、グアルディオラ監督本人はイタリアの地を気に入ってる様子(選手時代にセリエAでのプレー経験もある)でいずれはセリエAで監督をする可能性もあるかも知れません。

現段階ではバルサを離れるとは考えにくいというのが正直なところですが、来年の夏あたりひょっとしたら…ということもあるかもしれません。ただ、バルサのファンにとっては耳の痛い話だということは間違いないと思います。
posted by セイルズ at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA09-10シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする