セリエAは昨夜第20節の2試合が行われ、2位のローマはパレルモと対戦しマンシーニのゴールで1−0で勝利を収めた。もう1試合のサンプドリアとシエナの試合はカッサーノのゴールで1−0でサンプドリアが勝ち、勝ち点を28に伸ばした。
今夜は第20節の残り8試合が行われます。今夜は首位のインテルがここ最近リーグ戦で勝てない相手であるウディネーゼと対戦するほか、ミランは好調のジェノアと対戦、またエンポリではエンポリとフィオレンティーナのトスカーナダービーが行われます。今回は今夜行われる主な試合を展望します。
ウディネーゼ対インテル
インテルは前節パルマに3−2で勝つには勝ったが、内容的にあまり良いものではなかった。たしかに攻撃面では得点は取れているが、ここへ来て守備が今ひとつになってきている。シエナやパルマといったチームに2失点ずつしているのは、それ以前のリーグ戦17試合でわずか9失点しかしていないインテルらしくない。それだけに守備面の修正が必要だろう。幸いにして中盤の負傷者は復帰してきており、前節はビエラとセザルがいずれも途中から出場している。今回の対戦相手であるウディネーゼは昨シーズンからリーグ戦での対戦において白星のない相手である。スピードのある攻撃が最大の武器であり、しっかりその攻撃を封じることができるかがポイントになる。
ウディネーゼは前節ミラン相手にいい勝負をしたが、最後の最後で力尽き0−1で敗れた。途中まではいい攻めを見せていただけに、その間に点を奪えなかったのが痛かった。今回は首位のインテルをホームに迎えて戦うことになるが、なるべく早めに点を取っておきたいところである。守備に関してはこのところゴールを量産しているイブラヒモビッチを確実に封じることと、中盤からゴールを窺うカンビアッソにも注意しておきたい。
リボルノ対ユベントス
ユベントスは前節サンプドリアに0−0で引き分け、またしても勝ち点1を得るにとどまった。ユベントスは中盤の選手の再編を進めており、アルミロンがモナコ、ブームソンがリヨンに移籍することが決まっているほか、チアゴもトッテナムに移籍するという噂がある。その一方でリバプールのシッソコの獲得が目前となっている。いずれにしても中盤は現状カモネラージやマルキオンニがいない分、戦力的に手薄になっているので即戦力が欲しいところである。今回の相手のリボルノは攻守ともに安定してきており、ここ9試合無敗を続けている。守備に関してはユベントスもかなり安定しているだけに、あとはトレセゲらFW陣がどれだけ頑張れるかという事になる。いずれにしても簡単な相手ではないことは確かだといえるでしょう。
リボルノは前節エンポリに1−0で勝利し、勝ち点を21に伸ばした。開幕当初は最下位に沈み続けていたリボルノだが、カモレーゼ監督就任後は確実にチームは上昇を続けており、ここ9試合は無敗を続けており勝ち点も19上乗せしている。ここ9試合の得点は14で失点は7と攻守ともに見違えるほど良くなっている(ちなみにそれ以前の9試合は得点が7、失点が21とボロボロだった)。今節はユベントスとの対戦となるが、好調のエースであるタバーノを中心にユベントスの堅い守備を攻略できるかがポイントになる。おそらくは1点を争う好ゲームになるだろう。
ミラン対ジェノア
ミランはまず先週の日曜日にウディネーゼと対戦し、苦しみながらも1−0で勝利を収めた。しかし水曜日に行われたアタランタ戦(第12節の延期再試合)では1−2で逆転負けを喫した。今節はジダがメンバーから外れたほか、筋肉に問題を抱えたロナウドも欠場、さらにインサーギらも欠場と連戦になることを考えると不安は尽きない。今回の相手のジェノアはサイドからの攻撃が強力であり、ミランの守備陣がそれを封じ込めることができるかがポイント。勝ち点を取って前に進むためには攻守両面で焦らずにしっかり集中して戦うことが求められる。
ジェノアは前節アタランタに2−1で勝利を収めて3連勝中である。このところ攻守ともにまとまってきているが、今回の相手であるミランは3連勝してきた相手(パルマ、ラツィオ、アタランタ)に比べるとやはり手強いので心して戦う必要がある。カカを中心とした攻撃陣に注意しつつ攻めることになるが、今回ミランは強固な4−3−2−1の布陣をとってくることが予想されるだけにこれを破るのはなかなか大変だろう。でも今の両チームの状態を考えればジェノアにも十分チャンスはあるでしょう。
エンポリ対フィオレンティーナ
フィオレンティーナは前節トリノに2−1で勝ち、勝ち点34で4位に浮上した。3連勝中のフィオレンティーナだが、やはりエースのムトゥの存在が大きい。この3試合で5ゴールを挙げており得点ランキングのトップも見えてきた。守備の面では毎試合失点が続いているものの、多くても1試合2失点までであり、リーグ戦での失点の少なさは上位クラスである。今節はエンポリとのトスカーナ・ダービーであり、エンポリもいい試合をしてくるだろう。しかしエンポリとの戦力差を考えれば、ここは負けられない一戦といえるでしょう。
エンポリは前節リボルノに0−1で敗れ、勝ち点16で前半戦を終えた。昨シーズンは7位だったエンポリだが、今シーズンは序盤から苦戦が続き第14節からはマレザーニ監督に交代したが、ここまで大きな成果は出ておらずチームは降格ゾーンの真っ只中である。特に得点力不足が深刻で総得点15はレッジーナと並んで下から2番目である。特に昨シーズン14得点のサウダーディがここまでわずか3得点と精彩を欠いている。しかしチームはここ5試合で8得点を挙げており少しずつ改善の兆しはある。今節はフィオレンティーナが相手であり現状では苦戦は免れないが、次につながる試合を期待したい。
2008年01月27日
2008年01月26日
セリエA 第20節展望(その1)
セリエAは今週末、第20節の試合が行われます。リーグ戦もいよいよ今節から後半戦に入り、試合消化が進むにつれて上位争いや残留争いの注目が増していきます。今夜はローマとパレルモの試合とサンプドリアとシエナの試合の2試合が行われます。今日はこの2試合について展望します。
ローマ対パレルモ
ローマは前節カターニャに2−0で勝利を収め、勝ち点42で前半戦を終えた。ここまでで負けたのはインテルとの直接対決のみであり、立派な成績だといえます。やはり昨夏の補強の結果、選手層が厚くなったのは大きなプラスであり、それがあったからこそトッティがケガで不在であってもこれだけの成績が残せているといえます。そのトッティは風邪のため前節のカターニャ戦を欠場、その後は腰に不安を抱えているが今回の試合は出場できそうである。また同じく風邪で欠場していたペロッタも回復している。今節はデ・ロッシが出場停止となっているが、メンバー的には大きな問題はないだろう。最近は攻守ともに良くなってきており、特にリーグ戦に限れば最近5試合の失点が2と非常に安定している。相手のパレルモは最近守りが安定してないので、攻撃でしっかり結果を出せればおそらく勝ち点3をものにすることができるだろう。
パレルモは前節シエナに2−3で敗れて、リーグ戦では3試合勝ちがない。グイドリン監督に交代してからここまで6試合で2勝とここまでは結果が出ていない。しかしザンパリーニ会長は「土曜日のローマ戦で敗れたとしてもグイドリン監督は我々とともに今季最後まで戦うだろう」とグイドリン監督を信頼している。またザンパリーニ会長はこのローマとの試合についても厳しい戦いになると予想している。特に課題になるのが守備で、ここ6試合で12失点となっており失点の多さはカリアリに次いで2番目の多さとなっている。この試合においても守備が1つのポイントになりそうだ。「今週は守備面を良く練習した」とザンパリーニ会長は語っていたが、その成果やいかに。
サンプドリア対シエナ
サンプドリアは前節ユベントスにアウェーゲームで健闘、0−0で勝ち点1を獲得した。ユベントスの堅い守りを崩すことはできなかったが、トレセゲらユベントスの強力な攻撃陣を完封できたのは大きな収穫だろう。またその後のコッパ・イタリア準々決勝第1レグではローマと1−1で引き分けるなどこのところ好調である。今節はシエナと対戦するが、シエナはここ最近いい試合をしているだけに油断は禁物である。最近の好調ぶりを発揮し、攻守両面で自分たちのペースで戦えれば少なくとも勝ち点は取れるはずである。
シエナは前節パレルモに3−2で競り勝った。ここ最近は格上チーム相手に健闘しているシエナだが、10試合連続で失点しているのが少々問題であり、失点数は30で下から3番目に多い。最近健闘しているとはいえども降格ゾーンにいることには変わりがない。得点はそれなりに取れているのだから、後は守備をもう少しなんとかする必要がある。今回の相手であるサンプドリアは攻撃力があり、守備の弱いチーム相手に2、3点取るケースが目立っているだけに要注意である。勝ち点が取れるかどうかはまず守備次第だろう。
ローマ対パレルモ
ローマは前節カターニャに2−0で勝利を収め、勝ち点42で前半戦を終えた。ここまでで負けたのはインテルとの直接対決のみであり、立派な成績だといえます。やはり昨夏の補強の結果、選手層が厚くなったのは大きなプラスであり、それがあったからこそトッティがケガで不在であってもこれだけの成績が残せているといえます。そのトッティは風邪のため前節のカターニャ戦を欠場、その後は腰に不安を抱えているが今回の試合は出場できそうである。また同じく風邪で欠場していたペロッタも回復している。今節はデ・ロッシが出場停止となっているが、メンバー的には大きな問題はないだろう。最近は攻守ともに良くなってきており、特にリーグ戦に限れば最近5試合の失点が2と非常に安定している。相手のパレルモは最近守りが安定してないので、攻撃でしっかり結果を出せればおそらく勝ち点3をものにすることができるだろう。
パレルモは前節シエナに2−3で敗れて、リーグ戦では3試合勝ちがない。グイドリン監督に交代してからここまで6試合で2勝とここまでは結果が出ていない。しかしザンパリーニ会長は「土曜日のローマ戦で敗れたとしてもグイドリン監督は我々とともに今季最後まで戦うだろう」とグイドリン監督を信頼している。またザンパリーニ会長はこのローマとの試合についても厳しい戦いになると予想している。特に課題になるのが守備で、ここ6試合で12失点となっており失点の多さはカリアリに次いで2番目の多さとなっている。この試合においても守備が1つのポイントになりそうだ。「今週は守備面を良く練習した」とザンパリーニ会長は語っていたが、その成果やいかに。
サンプドリア対シエナ
サンプドリアは前節ユベントスにアウェーゲームで健闘、0−0で勝ち点1を獲得した。ユベントスの堅い守りを崩すことはできなかったが、トレセゲらユベントスの強力な攻撃陣を完封できたのは大きな収穫だろう。またその後のコッパ・イタリア準々決勝第1レグではローマと1−1で引き分けるなどこのところ好調である。今節はシエナと対戦するが、シエナはここ最近いい試合をしているだけに油断は禁物である。最近の好調ぶりを発揮し、攻守両面で自分たちのペースで戦えれば少なくとも勝ち点は取れるはずである。
シエナは前節パレルモに3−2で競り勝った。ここ最近は格上チーム相手に健闘しているシエナだが、10試合連続で失点しているのが少々問題であり、失点数は30で下から3番目に多い。最近健闘しているとはいえども降格ゾーンにいることには変わりがない。得点はそれなりに取れているのだから、後は守備をもう少しなんとかする必要がある。今回の相手であるサンプドリアは攻撃力があり、守備の弱いチーム相手に2、3点取るケースが目立っているだけに要注意である。勝ち点が取れるかどうかはまず守備次第だろう。
2008年01月25日
どうなる?背番号
もうすぐ2010年南アフリカW杯アジア予選が始まりますが、それを前にして国際サッカー連盟(FIFA)が、2010年南アフリカW杯アジア予選におけるユニホームの背番号を「1」から「18」の通し番号で行うことが分かった。これによって日本代表でも中沢佑二選手の背番号「22」や高原直泰選手の背番号「19」などが使用できなくなる。
背番号は選手によっては愛着のあるものであり、またファンにとっても「あの背番号は○○選手だ!」というように現在では背番号はある意味選手の顔になっている。しかし今回のFIFAの決定で代表の試合においてはそういうことがなくなるばかりか、試合によって背番号の変わる選手も出てきてしまう。今や背番号は選手固定制で自由な番号が付けられるのが当たり前になっているだけに、今回のFIFAの決定には少し疑問がありますね。
背番号は選手によっては愛着のあるものであり、またファンにとっても「あの背番号は○○選手だ!」というように現在では背番号はある意味選手の顔になっている。しかし今回のFIFAの決定で代表の試合においてはそういうことがなくなるばかりか、試合によって背番号の変わる選手も出てきてしまう。今や背番号は選手固定制で自由な番号が付けられるのが当たり前になっているだけに、今回のFIFAの決定には少し疑問がありますね。
2008年01月24日
これが日本代表の新ユニフォーム!
2008年のサッカー日本代表は新しいユニフォームで戦うことになった。日本サッカー協会とアディダスジャパンは今日、日本代表の新ユニホームを発表した。
新しいユニフォームはホーム用が写真向かって右側(中澤佑二選手が着用)で、明るい青を基調にしたものになっている。またアウェー用は写真向かって左側(遠藤保仁選手が着用)で白を基調にしたものになっている。
そして今回の新ユニフォームは機能性が重視されており、従来のユニフォームより薄くて軽いものになっているほか、吸水性や乾燥スピードも向上している。
従来のユニフォームよりもやや明るい感じになったサッカー日本代表のユニフォームは、あさって26日の国際親善試合のチリ戦でデビューし、サッカー日本代表はこのユニフォームでW杯アジア予選を戦い抜く。
新しいユニフォームはホーム用が写真向かって右側(中澤佑二選手が着用)で、明るい青を基調にしたものになっている。またアウェー用は写真向かって左側(遠藤保仁選手が着用)で白を基調にしたものになっている。
そして今回の新ユニフォームは機能性が重視されており、従来のユニフォームより薄くて軽いものになっているほか、吸水性や乾燥スピードも向上している。
従来のユニフォームよりもやや明るい感じになったサッカー日本代表のユニフォームは、あさって26日の国際親善試合のチリ戦でデビューし、サッカー日本代表はこのユニフォームでW杯アジア予選を戦い抜く。
2008年01月20日
セリエA 第19節展望(その2)
セリエAは昨夜第19節の2試合が行われ、フィオレンティーナは2−1でトリノを破って勝ち点を34に伸ばして4位に浮上した。もう1試合のジェノア対アタランタはジェノアが2−1で勝ち、ジェノアは3連勝となった。
今夜は第19節の残り8試合が行われる。インテルやパルマの新加入選手の活躍、上位を狙うミランとウディネーゼの激突など今夜も楽しみな試合がいくつかあります。今回は今夜行われる主な試合について展望します。
インテル対パルマ
インテルは前節シエナにオウンゴールなどのミスがありながらも3−2で勝利し、勝ち点を46に伸ばした。インテルはほぼ昨シーズン並みのペースで勝ち点を獲得している(昨シーズンは18節の時点で48)。中盤を中心に負傷者が続出していたが少しずつ復帰し始めており、ビエラもまもなく復帰できそうである。そしてアトレティコ・マドリードのMFマニシェが6ヶ月の期限付きでインテルに入団し、この試合でデビューする見通しである。今シーズンに入りここまでアトレティコの主力として活躍したマニシェが即戦力としてインテルでどれだけ活躍できるか注目したい。チーム自体はイブラヒモビッチを中心に好調が続いており、パルマとの戦力差を考えればここでもかなり優位な戦いができるだろう。
パルマは前節フィオレンティーナを相手に健闘したが、1−2で敗れた。今週に入ってパルマにとって朗報となったのはシャフタル・ドネツク(ウクライナ)のFWクリスティアーノ・ルカレッリの完全移籍での獲得だろう。昨シーズンまでリボルノに在籍しエースとして活躍し、今シーズンはここまでシャフタル・ドネツクに在籍して活躍、欧州CLではミランなどと戦い3ゴールを挙げている。ルカレッリの加入はパルマにとって大きなプラス材料であり、今後のチームに期待が持てるだろう。早ければこの試合から出場する見通しとなっており注目である。しかしこの試合は戦力差のあるインテルが相手であり、いくらルカレッリがいても苦しい戦いになることは否定できない。失点を抑えることができればチャンスがあるかもしれない。
ローマ対カターニャ
ローマは前節アタランタに2−1で競り勝ち、その後のトリノとのコッパ・イタリア第2戦では4−0でトリノに勝って、トータル5−3でベスト8に勝ち進んでいる。しかしトリノとの試合でジュアンが右足首亀裂骨折で1ヶ月の戦線離脱となったほか、インフルエンザでタッディとペロッタ、トッティがやられてしまった。さらに今節はバヌッチとトネットが出場停止となっており、選手層が厚いとはいえ少々メンバーのやりくりに苦しみそうだ。相手のカターニャはここまでアウェーでは未勝利だが両サイドのマスカラ、マルティネスの攻撃力が高い。今節のローマは最終ラインの主力が3人も欠けているので、いかに守備で踏ん張れるかが勝敗を分けることになるだろう。
カターニャは前節ユベントスを相手に勝利まであと一歩のところまでいったが、ロスタイムにPKを許してしまい1−1で勝利を逃した。本当にホームではいい試合をするカターニャであるが、アウェーについては今シーズンここまで未勝利となっている。今回はローマと戦うが、昨シーズンのオリンピコでの試合は0−7とカターニャにとっては悪夢のようなスコアで惨敗している。今回は相手の主力選手が何人か欠場するが、選手層が厚いので油断はできない。ただカターニャ自体はユベントスに引き分け、その後のミランとのコッパ・イタリア第2戦でも1−1で引き分け、トータル3−2でベスト8進出を決めており良い状態で戦うことができるだろう。ホームゲームと同様に力を出し切れればここでもいい勝負になりそうだ。
ユベントス対サンプドリア
ユベントスは前節カターニャ相手に苦しみ、引き分けるのがやっとであった。カターニャ戦終了後、キャプテンのデルピエロは各メディアに向けて「もっと強い気持ちで戦わなければいけない」などチームメイトに対して奮起を促す発言をしている。その後のエンポリとのコッパ・イタリア第2戦でもエンポリ相手に苦戦したが5−3で勝ち、トータル6−5でベスト8に進出した。しかしエンポリ戦でキエッリーニがひざをねんざして戦線離脱となった。また今節はノチェリーノが出場停止となっている。ここまではインテルやローマに比べて選手層が薄いながらも強い気持ちで3位をキープしているユベントス。今回の相手であるサンプドリアも攻撃陣が好調で油断ならない相手だが、相手を上回る強い気持ちでプレーできれば勝つことができるはずである。
サンプドリアは前節パレルモに3−0で快勝し、さらにカリアリとのコッパ・イタリア第2戦でも4−0で快勝し、トータル4−1でベスト8に勝ち進んだ。しかしカッサーノが左太ももに問題を抱えており、この試合は欠場となり、カリアリ戦で活躍したボナッツオーリが代役となる見通しである。サンプドリアは攻撃陣が好調だが、守備に関しては不安定であり失点する時は1試合2点以上失点することが多い。今回はトレセゲをはじめとした攻撃陣に十分注意する必要がある。守備で踏ん張ることができれば勝てるチャンスはある。
ウディネーゼ対ミラン
ウディネーゼは前節カリアリと対戦、フェリペが開始から29分間でイエローカードを2枚もらって退場となり、試合の約3分の2を10人で戦うという状況になりながらも1−0で勝利を収めた。続くパレルモとのコッパ・イタリア第2戦ではフローロ・フローレスのゴールで1−0で勝ち、トータル1−0でベスト8に勝ち進んでいる。今節はフェリペと中盤の主力であるインレルの2人が出場停止となっている。ウディネーゼはスピードのある攻撃がメインであり、その攻撃力でどれだけミランの守備陣を脅かすことができるかがポイント。ただ、それ以上にミランの新しい攻撃陣(ロナウド&パト)が脅威であることはいうまでもなく、いかに彼らの攻撃を抑えられるかも重要なポイントとなる。ウディネーゼとしては来週インテル戦を控えているだけに、ここで結果を出せれば上位争いをするライバルを足止めできるだけでなく、最高の形でインテルとの対決を迎えることができる。重要な試合であり激しい戦いが予想されるが、良い結果を残したいところである。
ミランは前節ナポリに5−2で勝利して良い形で今年のスタートを切るとともに、改めてロナウドとパトが能力の高さを見せてリーグ戦での巻き返しを予感させるような試合となった。今節はピルロが出場停止となったほか、この試合がデビューから23年の記念となるマルディーニも風邪のため欠場する。攻撃に関してはナポリ戦と同じような形になるので特に問題はないが、守備でこのところ失点が目立つのが問題である。ウディネーゼの3トップはスピードを生かして攻撃してくるので注意が必要である。失点さえ抑えることができればこちらの攻撃陣は強力であり、かなり優位に戦えるだろう。
今夜は第19節の残り8試合が行われる。インテルやパルマの新加入選手の活躍、上位を狙うミランとウディネーゼの激突など今夜も楽しみな試合がいくつかあります。今回は今夜行われる主な試合について展望します。
インテル対パルマ
インテルは前節シエナにオウンゴールなどのミスがありながらも3−2で勝利し、勝ち点を46に伸ばした。インテルはほぼ昨シーズン並みのペースで勝ち点を獲得している(昨シーズンは18節の時点で48)。中盤を中心に負傷者が続出していたが少しずつ復帰し始めており、ビエラもまもなく復帰できそうである。そしてアトレティコ・マドリードのMFマニシェが6ヶ月の期限付きでインテルに入団し、この試合でデビューする見通しである。今シーズンに入りここまでアトレティコの主力として活躍したマニシェが即戦力としてインテルでどれだけ活躍できるか注目したい。チーム自体はイブラヒモビッチを中心に好調が続いており、パルマとの戦力差を考えればここでもかなり優位な戦いができるだろう。
パルマは前節フィオレンティーナを相手に健闘したが、1−2で敗れた。今週に入ってパルマにとって朗報となったのはシャフタル・ドネツク(ウクライナ)のFWクリスティアーノ・ルカレッリの完全移籍での獲得だろう。昨シーズンまでリボルノに在籍しエースとして活躍し、今シーズンはここまでシャフタル・ドネツクに在籍して活躍、欧州CLではミランなどと戦い3ゴールを挙げている。ルカレッリの加入はパルマにとって大きなプラス材料であり、今後のチームに期待が持てるだろう。早ければこの試合から出場する見通しとなっており注目である。しかしこの試合は戦力差のあるインテルが相手であり、いくらルカレッリがいても苦しい戦いになることは否定できない。失点を抑えることができればチャンスがあるかもしれない。
ローマ対カターニャ
ローマは前節アタランタに2−1で競り勝ち、その後のトリノとのコッパ・イタリア第2戦では4−0でトリノに勝って、トータル5−3でベスト8に勝ち進んでいる。しかしトリノとの試合でジュアンが右足首亀裂骨折で1ヶ月の戦線離脱となったほか、インフルエンザでタッディとペロッタ、トッティがやられてしまった。さらに今節はバヌッチとトネットが出場停止となっており、選手層が厚いとはいえ少々メンバーのやりくりに苦しみそうだ。相手のカターニャはここまでアウェーでは未勝利だが両サイドのマスカラ、マルティネスの攻撃力が高い。今節のローマは最終ラインの主力が3人も欠けているので、いかに守備で踏ん張れるかが勝敗を分けることになるだろう。
カターニャは前節ユベントスを相手に勝利まであと一歩のところまでいったが、ロスタイムにPKを許してしまい1−1で勝利を逃した。本当にホームではいい試合をするカターニャであるが、アウェーについては今シーズンここまで未勝利となっている。今回はローマと戦うが、昨シーズンのオリンピコでの試合は0−7とカターニャにとっては悪夢のようなスコアで惨敗している。今回は相手の主力選手が何人か欠場するが、選手層が厚いので油断はできない。ただカターニャ自体はユベントスに引き分け、その後のミランとのコッパ・イタリア第2戦でも1−1で引き分け、トータル3−2でベスト8進出を決めており良い状態で戦うことができるだろう。ホームゲームと同様に力を出し切れればここでもいい勝負になりそうだ。
ユベントス対サンプドリア
ユベントスは前節カターニャ相手に苦しみ、引き分けるのがやっとであった。カターニャ戦終了後、キャプテンのデルピエロは各メディアに向けて「もっと強い気持ちで戦わなければいけない」などチームメイトに対して奮起を促す発言をしている。その後のエンポリとのコッパ・イタリア第2戦でもエンポリ相手に苦戦したが5−3で勝ち、トータル6−5でベスト8に進出した。しかしエンポリ戦でキエッリーニがひざをねんざして戦線離脱となった。また今節はノチェリーノが出場停止となっている。ここまではインテルやローマに比べて選手層が薄いながらも強い気持ちで3位をキープしているユベントス。今回の相手であるサンプドリアも攻撃陣が好調で油断ならない相手だが、相手を上回る強い気持ちでプレーできれば勝つことができるはずである。
サンプドリアは前節パレルモに3−0で快勝し、さらにカリアリとのコッパ・イタリア第2戦でも4−0で快勝し、トータル4−1でベスト8に勝ち進んだ。しかしカッサーノが左太ももに問題を抱えており、この試合は欠場となり、カリアリ戦で活躍したボナッツオーリが代役となる見通しである。サンプドリアは攻撃陣が好調だが、守備に関しては不安定であり失点する時は1試合2点以上失点することが多い。今回はトレセゲをはじめとした攻撃陣に十分注意する必要がある。守備で踏ん張ることができれば勝てるチャンスはある。
ウディネーゼ対ミラン
ウディネーゼは前節カリアリと対戦、フェリペが開始から29分間でイエローカードを2枚もらって退場となり、試合の約3分の2を10人で戦うという状況になりながらも1−0で勝利を収めた。続くパレルモとのコッパ・イタリア第2戦ではフローロ・フローレスのゴールで1−0で勝ち、トータル1−0でベスト8に勝ち進んでいる。今節はフェリペと中盤の主力であるインレルの2人が出場停止となっている。ウディネーゼはスピードのある攻撃がメインであり、その攻撃力でどれだけミランの守備陣を脅かすことができるかがポイント。ただ、それ以上にミランの新しい攻撃陣(ロナウド&パト)が脅威であることはいうまでもなく、いかに彼らの攻撃を抑えられるかも重要なポイントとなる。ウディネーゼとしては来週インテル戦を控えているだけに、ここで結果を出せれば上位争いをするライバルを足止めできるだけでなく、最高の形でインテルとの対決を迎えることができる。重要な試合であり激しい戦いが予想されるが、良い結果を残したいところである。
ミランは前節ナポリに5−2で勝利して良い形で今年のスタートを切るとともに、改めてロナウドとパトが能力の高さを見せてリーグ戦での巻き返しを予感させるような試合となった。今節はピルロが出場停止となったほか、この試合がデビューから23年の記念となるマルディーニも風邪のため欠場する。攻撃に関してはナポリ戦と同じような形になるので特に問題はないが、守備でこのところ失点が目立つのが問題である。ウディネーゼの3トップはスピードを生かして攻撃してくるので注意が必要である。失点さえ抑えることができればこちらの攻撃陣は強力であり、かなり優位に戦えるだろう。
2008年01月19日
セリエA 第19節展望(その1)
セリエAは今週末、第19節を迎えます。前節を終えた時点で上位陣はより差が広がってきた感じである。インテルとローマの差は7で変わりないが、インテルとユベントスの差は10に広がってよりインテルの立場が優位になった。また5位フィオレンティーナと6位パレルモの差も6に広がっている。ただ3試合多く残しているミランとの差は10であり、ミランの今後の結果次第ではミランが4位争いに加わる可能性があるといえます。
今夜は5位のフィオレンティーナとトリノの試合と、ジェノアとアタランタの中位同士の対戦が行われます。今回はこの2試合について展望します。
フィオレンティーナ対トリノ
フィオレンティーナは前節パルマに2−1で勝利し、その後のコッパ・イタリアでもアスコリに2−0で勝ち、トータル3−1で準々決勝に進出するなどチーム状態は上向いている。パルマ戦ではムトゥが、そしてアスコリ戦ではパッツィーニが活躍するなどFW陣の活躍が目立っており、好材料といえるでしょう。今節は調子の出ないトリノが相手であり攻撃陣の活躍はもちろんだが、このところのリーグ戦では毎試合失点している守備陣の活躍にも期待したい。
トリノは前節リボルノに1−2で敗れ、コッパ・イタリアでもローマとの第2戦を0−4で完敗して第1戦でのアドバンテージを生かせずにトータル3−5で敗退してしまった。リーグ戦では10/27のカリアリ戦を最後に9試合勝ち星から遠ざかっており、このままでは降格ゾーンに足を突っ込むのも時間の問題といえる。現状は得点力不足が勝ちきれない最大の原因であり、ここ9試合でスコアレスドローが3回もある。また攻撃スタイルやメンバーも定着しているとはいえず、試行錯誤が続いているように感じる。今回の相手のフィオレンティーナの守備陣は一時ほど守備力が安定しているわけではないが、現状のトリノのFW陣でどこまでその守備を崩せるか疑問であり、苦戦は免れないだろう。
ジェノア対アタランタ
ジェノアは前節ラツィオに2−1で勝利を収めた。ボリエッロがPKを含む2ゴールを決めて勝利に貢献、これでボリエッロは今シーズン10ゴールとなりトッティやクルスと肩を並べる存在になっている。年末からチームは少しずつ調子を上げてきている。特にここ3試合は失点が少ないのも好材料であり、また冬の移籍市場でジェノアに復帰したクリシート(以前はユベントスに在籍)もラツィオ戦からスタメンで起用されている。今回のアタランタ戦も攻守がかみ合えば十分に勝つチャンスがあるといえます。
アタランタは前節ローマに先制点は奪ったものの、1−2で逆転負けを喫した。このところ強い相手との試合が続いていることもあり、なかなか勝ち点が伸びない状況が続いている。今節はドーニが3試合の出場停止が明けて復帰するが、ランジェッラとカロッツィエーリが出場停止となる。相手のジェノアは調子を上げてきており、特にジェノアの得点の半分以上を占めるボリエッロに決定的な仕事をさせないかということがポイントとなる。あとはドーニを中心とした攻撃陣の頑張り次第だろう。
今夜は5位のフィオレンティーナとトリノの試合と、ジェノアとアタランタの中位同士の対戦が行われます。今回はこの2試合について展望します。
フィオレンティーナ対トリノ
フィオレンティーナは前節パルマに2−1で勝利し、その後のコッパ・イタリアでもアスコリに2−0で勝ち、トータル3−1で準々決勝に進出するなどチーム状態は上向いている。パルマ戦ではムトゥが、そしてアスコリ戦ではパッツィーニが活躍するなどFW陣の活躍が目立っており、好材料といえるでしょう。今節は調子の出ないトリノが相手であり攻撃陣の活躍はもちろんだが、このところのリーグ戦では毎試合失点している守備陣の活躍にも期待したい。
トリノは前節リボルノに1−2で敗れ、コッパ・イタリアでもローマとの第2戦を0−4で完敗して第1戦でのアドバンテージを生かせずにトータル3−5で敗退してしまった。リーグ戦では10/27のカリアリ戦を最後に9試合勝ち星から遠ざかっており、このままでは降格ゾーンに足を突っ込むのも時間の問題といえる。現状は得点力不足が勝ちきれない最大の原因であり、ここ9試合でスコアレスドローが3回もある。また攻撃スタイルやメンバーも定着しているとはいえず、試行錯誤が続いているように感じる。今回の相手のフィオレンティーナの守備陣は一時ほど守備力が安定しているわけではないが、現状のトリノのFW陣でどこまでその守備を崩せるか疑問であり、苦戦は免れないだろう。
ジェノア対アタランタ
ジェノアは前節ラツィオに2−1で勝利を収めた。ボリエッロがPKを含む2ゴールを決めて勝利に貢献、これでボリエッロは今シーズン10ゴールとなりトッティやクルスと肩を並べる存在になっている。年末からチームは少しずつ調子を上げてきている。特にここ3試合は失点が少ないのも好材料であり、また冬の移籍市場でジェノアに復帰したクリシート(以前はユベントスに在籍)もラツィオ戦からスタメンで起用されている。今回のアタランタ戦も攻守がかみ合えば十分に勝つチャンスがあるといえます。
アタランタは前節ローマに先制点は奪ったものの、1−2で逆転負けを喫した。このところ強い相手との試合が続いていることもあり、なかなか勝ち点が伸びない状況が続いている。今節はドーニが3試合の出場停止が明けて復帰するが、ランジェッラとカロッツィエーリが出場停止となる。相手のジェノアは調子を上げてきており、特にジェノアの得点の半分以上を占めるボリエッロに決定的な仕事をさせないかということがポイントとなる。あとはドーニを中心とした攻撃陣の頑張り次第だろう。


