昨日の記事でインテルのマンチーニ監督が今シーズン限りで監督を辞任することを表明したことを書きましたが、1日経ってマンチーニ監督はモラッティ会長と話し合い、結果として辞任発言は撤回されることとなった。
しかし今回の件で「マンチーニ監督はモラッティ会長をはじめインテルの上層部との関係が悪化している」とか、「マンチーニ監督はラツィオ監督時代(2002-2004)に比べて物事の決定権が無く、現状のインテル上層部に不満を抱えている」など辞任理由についてのさまざまな憶測が流れたのもまた事実である。
またマンチーニ監督は4年間の契約が残っているが、サッカーの監督というのは成績が悪ければ首になる可能性があるというのも事実であり、もしこれで今シーズンのスクデッド(セリエA優勝)を逃すようなことになれば、またどうなるか分からないかもしれない。
いずれにしてもインテルの来季の欧州への挑戦はもう既に始まっているということには変わりはなく、まずは当面の目標であるスクデッド獲得に向けてチーム一丸となって戦っていくことが求められるだろう。
2008年03月13日
2008年03月12日
マンチーニ監督の辞任表明でインテルはどうなる?
昨夜は欧州CLの決勝T1回戦で残っていたインテルとリバプールの第2試合がインテルの本拠地スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)で行われたが、インテルは第1試合に続き退場者を出して苦戦を強いられ、結局0−1で敗れてインテルは2年連続で欧州CLはベスト16での敗退となった(2戦トータルで0−4)。
試合後、マンチーニ監督は今シーズン限りで監督を辞任する意向を表明し世間を驚かせている。
マンチーニ監督は2004-05シーズンからインテルの監督を務め、2度スクデッドを獲得しているほか、コッパ・イタリアとイタリア・スーパーカップも2度ずつ優勝している。現在チームは3年連続のスクデッドを目指しているほか、コッパ・イタリアでも準決勝進出を決めておりイタリア国内ではいまや最強チームになっている。
しかし欧州CLでは04-05、05-06シーズンは準々決勝までいったものの、昨シーズンと今シーズンはベスト16止まりとなっており、おそらくそのことが辞任の大きな理由になっていると考えられる。マンチーニ監督は「今夜の敗戦は関係ない」と話しているが、これはリバプールとの第1試合の結果を踏まえてのことかもしれない。
また欧州CL以外のことが原因であると考えるのであれば、選手たちの故障や退場が相次いでいることやセリエAを取り巻く審判問題、果てはアドリアーノの問題などそれらの諸問題で想像以上に心労を抱えてしまったからなのかもしれない。マンチーニ監督の残り契約期間がまだ4年あることを考えてもその可能性もないとは言い切れないだろう。
いずれにしても今回の辞任表明で少なからず選手たちの心理面で影響が出るのは避けられない状況であり、欧州での挑戦が終わったとはいえリーグ戦では2位ローマとの差が6と油断できない状況が続いており、今回の騒動で果たしてチーム状態がどのようになっていくのか気になるところである。どのような形でこの騒動が収束するのかということと合わせて注目していきたい。
試合後、マンチーニ監督は今シーズン限りで監督を辞任する意向を表明し世間を驚かせている。
マンチーニ監督は2004-05シーズンからインテルの監督を務め、2度スクデッドを獲得しているほか、コッパ・イタリアとイタリア・スーパーカップも2度ずつ優勝している。現在チームは3年連続のスクデッドを目指しているほか、コッパ・イタリアでも準決勝進出を決めておりイタリア国内ではいまや最強チームになっている。
しかし欧州CLでは04-05、05-06シーズンは準々決勝までいったものの、昨シーズンと今シーズンはベスト16止まりとなっており、おそらくそのことが辞任の大きな理由になっていると考えられる。マンチーニ監督は「今夜の敗戦は関係ない」と話しているが、これはリバプールとの第1試合の結果を踏まえてのことかもしれない。
また欧州CL以外のことが原因であると考えるのであれば、選手たちの故障や退場が相次いでいることやセリエAを取り巻く審判問題、果てはアドリアーノの問題などそれらの諸問題で想像以上に心労を抱えてしまったからなのかもしれない。マンチーニ監督の残り契約期間がまだ4年あることを考えてもその可能性もないとは言い切れないだろう。
いずれにしても今回の辞任表明で少なからず選手たちの心理面で影響が出るのは避けられない状況であり、欧州での挑戦が終わったとはいえリーグ戦では2位ローマとの差が6と油断できない状況が続いており、今回の騒動で果たしてチーム状態がどのようになっていくのか気になるところである。どのような形でこの騒動が収束するのかということと合わせて注目していきたい。
2008年03月07日
セリエA 第27節展望
セリエAは日程の3分の2を消化し、今週末は第27節の試合が行われます。前節の結果、首位インテルとローマの差は6に縮まり首位争いが少々面白くなってきたといえます。また3位争いはユベントス、フィオレンティーナ、ミランの3チームの争いが今後熾烈なものになることが予想されます。
今節は前節インテルを破ったナポリが今度は2位のローマをホームに迎えて対戦するほか、クラブ創立100周年記念期間中であるインテルはレッジーナをホームに迎えて対戦するなど今節もイタリア各地で熱戦が繰り広げられます。今回はセリエA第27節の主な試合を展望します。
インテル対レッジーナ
インテルは前節ナポリに0−1で敗れ、今シーズンリーグ戦での初黒星を喫した。ケガ人が多い中での戦いを強いられているインテルだが、この試合でイブラヒモビッチが復帰し、約60分プレーをする見通しになっているほか、クルスもベンチ入りするする予定であるなど攻撃陣については先の見通しは明るくなりつつある。DF陣ではナポリ戦でキブが負傷したが症状は軽く、この試合は無理にしても火曜日のリバプール戦には間に合う見通しであり一安心である。インテルのクラブ創立100周年記念期間の真っ只中に行われる今回のレッジーナ戦、相手チームとの実力差は大きいことやその後にはリバプールとの大一番を控えていることもあり、インテルにとっては何が何でも勝たねばならない試合になるだろう。
レッジーナは第10節終了後にウリビエリ監督に交代したがなかなか降格ゾーンから抜け出すことができず、結果的にウリビエリ監督も解任された。今節からは昨シーズンまでユースチームを率いていたオルランディ氏が後任の監督となった。レッジーナはこの冬の補強で獲得した選手を積極的に起用しているが、ここまでのところ格上チームとの対戦が多いこともあって苦戦が続いている。しかし3試合前にはユベントスを撃破するなどチーム状態は徐々に改善しつつある。今節は首位インテルとの対戦、インテルが本調子ではないとはいえ苦しい戦いになるだろう。しかしここで結果を出せれば先行きは多少なりとも明るくなるはずである。
ナポリ対ローマ
現在のローマはチーム状態が最高であるといっても間違いはないだろう。日曜日の試合でパルマに4−0で快勝した後、水曜日にサンチャゴ・ベルベナウでレアル・マドリードとの2戦目を戦い2−1で勝利し、欧州CL準々決勝進出を決めた。この3週間あまりの間ローマは難敵との対戦が続いたが、ユベントスに負けた以外は軒並み結果を出すことができたといえる。しかしローマにとっては気が抜けない試合が続く。今回のナポリとのアウェーゲームに続き、ミラン戦とラツィオとのローマ・ダービーが控えている。チーム状態は問題なく、不安要素があるとするならプレッシャーがかかる試合が続いている面での疲労ということになるだろう。
ナポリは前節、首位のインテルをホームに迎えて対戦し1−0で勝利を収め、インテルの無敗記録にストップをかける事に成功した。今節は2位のローマを同じくホームに迎えて対戦するが、現状では本調子ではないインテルよりも手強い相手ではないだろうか。しかしナポリは前回オリンピコで対戦したときには粘り強く戦い、4−4の引き分けに持ち込んでおり、攻守さえかみ合えば今回も前節のインテル戦同様に好勝負が期待できそうである。
ジェノア対ユベントス
ユベントスは前節フィオレンティーナとの3位攻防戦を2−3で落としてしまった。ここにきて3試合勝ち星がなく、チームは調子を落としている。そういったこともあって今週はラニエリ監督の去就に関するさまざまな憶測が流れた。ここ最近の失速で2位ローマの背中が遠くなっただけでなく、5位であるミランとの差も5に縮まってきている。ブッフォンやトレセゲら主力にやや疲れが見られるが、CL出場権獲得のためにはこれからが正念場といえる。今節はジェノアと対戦するが、ジェノアは主力を何人か欠くなかでの試合となるので戦力的には優位な状況で戦うことができるだろう。
ジェノアは前節カリアリに味方のオウンゴールもあって1−2で敗れた。最近ウディネーゼやナポリ相手にいい試合をしていただけにこの敗戦は痛い。今節はユリッチが出場停止であるほか、ボボ、サントス、バーロがそれぞれ負傷で欠場するなど、中盤から後ろの選手層に少々不安を抱えた中での戦いとなる。ジェノアはこれからユベントス、フィオレンティーナ、インテルと上位陣との連戦となる。勝ち点的にも上位進出のチャンスがある位置にいるので、上位を狙うのであれば結果を出したいところである。
シエナ対フィオレンティーナ
フィオレンティーナは現在エースであるムトゥを欠いている。しかしそれによってチャンスを与えられた選手たちが活躍し、結果を出しておりチーム状態は非常に良好である。前節は3位のユベントスと対戦し3−2で競り勝ち、ユベントスとの差を1に縮めた。木曜日には本拠地アルテミオ・フランキにエバートンを迎えてUEFAカップ4回戦第1レグを戦い2−0と快勝、次の木曜日水曜日に敵地グディソン・パークで行われる第2レグに向けて優位に立った。今節は同じトスカーナ州に本拠地を持つシエナとの対戦となる。実力的にはシエナよりも優位であるが、シエナもこのところ好調なので油断大敵である。
シエナは前節、同じトスカーナ州のチームであるエンポリと対戦し2−0で勝ち、今シーズン初めての連勝となり勝ち点を28に伸ばした。チームの調子も上がってきており、これで4試合無敗となっている。特に守備が安定しているのが好材料である。今回はフィオレンティーナをホームに迎えて戦うが、ムトゥや出場停止のオスバルドがいないとはいえフィオレンティーナの攻撃陣が強力であることには変わりがなく、彼らを抑えることができるかがポイントになるだろう。
エンポリ対ミラン
ミランは連戦の疲労もあってこのところ苦しい戦いが続いている。前節はラツィオと対戦したが1−1の引き分けとなった。火曜日にはCLの準々決勝進出をかけてアーセナルと対戦したが0−2で敗れ、今シーズンのミランのCLでの戦いは終わりを迎えた。チームは連戦の疲れと続出するケガ人でボロボロの状態である。しかしCLという負担がなくなったことにより、チームはリーグ戦に集中することができる。現状では5位と来シーズンのCL出場圏内にはわずかに届いていないが、今後の戦い次第では出場権を得るチャンスは十分にある。今後のためにも一戦一戦を大切に戦いたいところである。今節はエンポリとの対戦、連戦の疲れの中で戦うことになるが今後のためにもぜひ勝っておきたい試合である。
エンポリは前節シエナと対戦したが0−2で敗れた。一時は攻守ともに好調で3連勝していたエンポリだが、ここ2試合は連敗を喫しており再び降格ゾーンのすぐ真上まで来てしまった。エンポリは今冬の補強は小規模であったが、カリアリからレンタルで獲得したMFのブデルが加入してからここまでで2得点を挙げて存在感を示している。4試合前のナポリ戦でポッジが十字じん帯の損傷で今季絶望となるなど攻撃面では苦しい状態が続いてはいるが、失点は決して多いわけではないのでコンスタントに得点を取ることができるようになれば再び浮上できるはずである。今節はミランとの対戦、相手は本調子ではないとはいえリーグ2位の守備力を誇る。ミランの守備陣を崩すことができればチャンスはあるだろう。
今節は前節インテルを破ったナポリが今度は2位のローマをホームに迎えて対戦するほか、クラブ創立100周年記念期間中であるインテルはレッジーナをホームに迎えて対戦するなど今節もイタリア各地で熱戦が繰り広げられます。今回はセリエA第27節の主な試合を展望します。
インテル対レッジーナ
インテルは前節ナポリに0−1で敗れ、今シーズンリーグ戦での初黒星を喫した。ケガ人が多い中での戦いを強いられているインテルだが、この試合でイブラヒモビッチが復帰し、約60分プレーをする見通しになっているほか、クルスもベンチ入りするする予定であるなど攻撃陣については先の見通しは明るくなりつつある。DF陣ではナポリ戦でキブが負傷したが症状は軽く、この試合は無理にしても火曜日のリバプール戦には間に合う見通しであり一安心である。インテルのクラブ創立100周年記念期間の真っ只中に行われる今回のレッジーナ戦、相手チームとの実力差は大きいことやその後にはリバプールとの大一番を控えていることもあり、インテルにとっては何が何でも勝たねばならない試合になるだろう。
レッジーナは第10節終了後にウリビエリ監督に交代したがなかなか降格ゾーンから抜け出すことができず、結果的にウリビエリ監督も解任された。今節からは昨シーズンまでユースチームを率いていたオルランディ氏が後任の監督となった。レッジーナはこの冬の補強で獲得した選手を積極的に起用しているが、ここまでのところ格上チームとの対戦が多いこともあって苦戦が続いている。しかし3試合前にはユベントスを撃破するなどチーム状態は徐々に改善しつつある。今節は首位インテルとの対戦、インテルが本調子ではないとはいえ苦しい戦いになるだろう。しかしここで結果を出せれば先行きは多少なりとも明るくなるはずである。
ナポリ対ローマ
現在のローマはチーム状態が最高であるといっても間違いはないだろう。日曜日の試合でパルマに4−0で快勝した後、水曜日にサンチャゴ・ベルベナウでレアル・マドリードとの2戦目を戦い2−1で勝利し、欧州CL準々決勝進出を決めた。この3週間あまりの間ローマは難敵との対戦が続いたが、ユベントスに負けた以外は軒並み結果を出すことができたといえる。しかしローマにとっては気が抜けない試合が続く。今回のナポリとのアウェーゲームに続き、ミラン戦とラツィオとのローマ・ダービーが控えている。チーム状態は問題なく、不安要素があるとするならプレッシャーがかかる試合が続いている面での疲労ということになるだろう。
ナポリは前節、首位のインテルをホームに迎えて対戦し1−0で勝利を収め、インテルの無敗記録にストップをかける事に成功した。今節は2位のローマを同じくホームに迎えて対戦するが、現状では本調子ではないインテルよりも手強い相手ではないだろうか。しかしナポリは前回オリンピコで対戦したときには粘り強く戦い、4−4の引き分けに持ち込んでおり、攻守さえかみ合えば今回も前節のインテル戦同様に好勝負が期待できそうである。
ジェノア対ユベントス
ユベントスは前節フィオレンティーナとの3位攻防戦を2−3で落としてしまった。ここにきて3試合勝ち星がなく、チームは調子を落としている。そういったこともあって今週はラニエリ監督の去就に関するさまざまな憶測が流れた。ここ最近の失速で2位ローマの背中が遠くなっただけでなく、5位であるミランとの差も5に縮まってきている。ブッフォンやトレセゲら主力にやや疲れが見られるが、CL出場権獲得のためにはこれからが正念場といえる。今節はジェノアと対戦するが、ジェノアは主力を何人か欠くなかでの試合となるので戦力的には優位な状況で戦うことができるだろう。
ジェノアは前節カリアリに味方のオウンゴールもあって1−2で敗れた。最近ウディネーゼやナポリ相手にいい試合をしていただけにこの敗戦は痛い。今節はユリッチが出場停止であるほか、ボボ、サントス、バーロがそれぞれ負傷で欠場するなど、中盤から後ろの選手層に少々不安を抱えた中での戦いとなる。ジェノアはこれからユベントス、フィオレンティーナ、インテルと上位陣との連戦となる。勝ち点的にも上位進出のチャンスがある位置にいるので、上位を狙うのであれば結果を出したいところである。
シエナ対フィオレンティーナ
フィオレンティーナは現在エースであるムトゥを欠いている。しかしそれによってチャンスを与えられた選手たちが活躍し、結果を出しておりチーム状態は非常に良好である。前節は3位のユベントスと対戦し3−2で競り勝ち、ユベントスとの差を1に縮めた。木曜日には本拠地アルテミオ・フランキにエバートンを迎えてUEFAカップ4回戦第1レグを戦い2−0と快勝、次の
シエナは前節、同じトスカーナ州のチームであるエンポリと対戦し2−0で勝ち、今シーズン初めての連勝となり勝ち点を28に伸ばした。チームの調子も上がってきており、これで4試合無敗となっている。特に守備が安定しているのが好材料である。今回はフィオレンティーナをホームに迎えて戦うが、ムトゥや出場停止のオスバルドがいないとはいえフィオレンティーナの攻撃陣が強力であることには変わりがなく、彼らを抑えることができるかがポイントになるだろう。
エンポリ対ミラン
ミランは連戦の疲労もあってこのところ苦しい戦いが続いている。前節はラツィオと対戦したが1−1の引き分けとなった。火曜日にはCLの準々決勝進出をかけてアーセナルと対戦したが0−2で敗れ、今シーズンのミランのCLでの戦いは終わりを迎えた。チームは連戦の疲れと続出するケガ人でボロボロの状態である。しかしCLという負担がなくなったことにより、チームはリーグ戦に集中することができる。現状では5位と来シーズンのCL出場圏内にはわずかに届いていないが、今後の戦い次第では出場権を得るチャンスは十分にある。今後のためにも一戦一戦を大切に戦いたいところである。今節はエンポリとの対戦、連戦の疲れの中で戦うことになるが今後のためにもぜひ勝っておきたい試合である。
エンポリは前節シエナと対戦したが0−2で敗れた。一時は攻守ともに好調で3連勝していたエンポリだが、ここ2試合は連敗を喫しており再び降格ゾーンのすぐ真上まで来てしまった。エンポリは今冬の補強は小規模であったが、カリアリからレンタルで獲得したMFのブデルが加入してからここまでで2得点を挙げて存在感を示している。4試合前のナポリ戦でポッジが十字じん帯の損傷で今季絶望となるなど攻撃面では苦しい状態が続いてはいるが、失点は決して多いわけではないのでコンスタントに得点を取ることができるようになれば再び浮上できるはずである。今節はミランとの対戦、相手は本調子ではないとはいえリーグ2位の守備力を誇る。ミランの守備陣を崩すことができればチャンスはあるだろう。
2008年03月05日
欧州CLでのローマの頑張りに期待!
昨夜から欧州CLの決勝トーナメント1回戦の第2試合が始まり、セリエAのチームではまず昨シーズンの欧州王者であるミランがアーセナルをホームのサン・シーロに迎えて戦ったが、連戦続きで疲労が蓄積しベストの状態で戦うことができなかったミランは0−2で敗れてトータル0−2で今シーズンの欧州の舞台から姿を消した。でもミランは持てる力を振り絞って戦い、敗れたのだからショックではあるが悔いはないだろう。今後はリーグ戦に集中して来シーズンのCL出場権獲得という目標へ向けて戦うことになる。
昨夜ミランが敗れ、インテルは来週の火曜日にリバプールと対戦するものの勝ち上がるためには相当厳しい戦いになることを考えると、CLを戦っているセリエAのチームのなかで最も期待できそうなのが、今夜レアル・マドリードと対戦するローマである。ローマは本拠地オリンピコで行われた第1戦を2−1で勝ち、今夜レアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルベナウで行われる第2戦を優位な形で戦うことができる。
そのローマはレアル・マドリードとの第1戦の後、リーグ戦でフィオレンティーナに1−0で勝ち、続くインテルとのアウェーゲームも好勝負となったが1−1で引き分け。そして先週の土曜日のパルマとのゲームを4−0で快勝し、チームは勢いに乗っている。今回の試合はカセッティがケガで離脱しているもののそれ以外に目立ったケガ人はなく、また連戦になっていてもターンオーバーを使っておりベストの状態で今回の試合に臨めそうである。
一方のレアル・マドリードは何人かの主力を欠いてこの試合に臨むことになる。第1戦の時から離脱していたサビオラ、スネイデルに加えてファン・二ステルローイ、ロッペンが離脱しており、さらにファビオ・カンナバロと並んで守備陣の主力の1人であるセルジオ・ラモスは出場停止となっておりレアル・マドリードにとってはかなりの痛手である。しかしレアル・マドリードにはラウル・ゴンザレスとロビーニョという強力なFW2人がおり、ローマにとってはこの2人に十分注意する必要がある。
トータルで考えると戦力的にはほぼ互角であり、アウェーで戦うことを考えればローマの持つアドバンテージも大きいとはいえない。ただモチベーションはローマのほうが上であり、高いモチベーションと総合力で戦うことができればローマは勝ち上がることができるはずである。もしローマが敗れてしまうとベスト16にしてセリエAのチームが全滅する危険性が高くなるだけに、ローマにはぜひ頑張ってほしいですね。
昨夜ミランが敗れ、インテルは来週の火曜日にリバプールと対戦するものの勝ち上がるためには相当厳しい戦いになることを考えると、CLを戦っているセリエAのチームのなかで最も期待できそうなのが、今夜レアル・マドリードと対戦するローマである。ローマは本拠地オリンピコで行われた第1戦を2−1で勝ち、今夜レアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルベナウで行われる第2戦を優位な形で戦うことができる。
そのローマはレアル・マドリードとの第1戦の後、リーグ戦でフィオレンティーナに1−0で勝ち、続くインテルとのアウェーゲームも好勝負となったが1−1で引き分け。そして先週の土曜日のパルマとのゲームを4−0で快勝し、チームは勢いに乗っている。今回の試合はカセッティがケガで離脱しているもののそれ以外に目立ったケガ人はなく、また連戦になっていてもターンオーバーを使っておりベストの状態で今回の試合に臨めそうである。
一方のレアル・マドリードは何人かの主力を欠いてこの試合に臨むことになる。第1戦の時から離脱していたサビオラ、スネイデルに加えてファン・二ステルローイ、ロッペンが離脱しており、さらにファビオ・カンナバロと並んで守備陣の主力の1人であるセルジオ・ラモスは出場停止となっておりレアル・マドリードにとってはかなりの痛手である。しかしレアル・マドリードにはラウル・ゴンザレスとロビーニョという強力なFW2人がおり、ローマにとってはこの2人に十分注意する必要がある。
トータルで考えると戦力的にはほぼ互角であり、アウェーで戦うことを考えればローマの持つアドバンテージも大きいとはいえない。ただモチベーションはローマのほうが上であり、高いモチベーションと総合力で戦うことができればローマは勝ち上がることができるはずである。もしローマが敗れてしまうとベスト16にしてセリエAのチームが全滅する危険性が高くなるだけに、ローマにはぜひ頑張ってほしいですね。
2008年03月03日
正念場を迎えたインテル
セリエAは昨夜第26節の8試合が行われたが、開幕からずっと無敗を続けていた首位のインテルがナポリに1−0で敗れ、昨シーズンから続いていたリーグ戦無敗記録は31でストップした。
ここまでどんなにケガ人が出ても、またチームの調子が悪くとも、さらに試合の序盤に退場者が出てもインテルは無敗を続けてきた。しかし今のチーム状態はやはり今まで以上に深刻である。ここまでチームを引っ張ってきたイブラヒモビッチとクルスの2人が離脱、さらにDF陣もダグール、サムエルが欠けていたところへコルドバ、マクスウェルと相次いで負傷して離脱するなどチームは再びケガ人だらけとなりつつある。
攻撃と守備の主力がいなくなってからの最近3試合のインテルは攻撃も守備もパワーダウンして白星がない状態であり、明らかに本来のインテルではなくなっている。リバプールとの欧州CL第2レグは来週の火曜日に行われるが、現状のままではたとえイブラヒモビッチが戻ってきたとしても苦しい戦いになるだろう。またリーグ戦でも2位ローマとの差が6に縮まり、優位であることは変わらないにしても油断できない状況になりつつある。まさにインテルにとっては今シーズン最大の正念場を迎えたといっても間違いないだろう。果たしてインテルはこの正念場を乗り切ってシーズンが終わる初夏の時期に笑顔を見せることができるか、すべてはこれからの時期の戦い方にかかっている。
ここまでどんなにケガ人が出ても、またチームの調子が悪くとも、さらに試合の序盤に退場者が出てもインテルは無敗を続けてきた。しかし今のチーム状態はやはり今まで以上に深刻である。ここまでチームを引っ張ってきたイブラヒモビッチとクルスの2人が離脱、さらにDF陣もダグール、サムエルが欠けていたところへコルドバ、マクスウェルと相次いで負傷して離脱するなどチームは再びケガ人だらけとなりつつある。
攻撃と守備の主力がいなくなってからの最近3試合のインテルは攻撃も守備もパワーダウンして白星がない状態であり、明らかに本来のインテルではなくなっている。リバプールとの欧州CL第2レグは来週の火曜日に行われるが、現状のままではたとえイブラヒモビッチが戻ってきたとしても苦しい戦いになるだろう。またリーグ戦でも2位ローマとの差が6に縮まり、優位であることは変わらないにしても油断できない状況になりつつある。まさにインテルにとっては今シーズン最大の正念場を迎えたといっても間違いないだろう。果たしてインテルはこの正念場を乗り切ってシーズンが終わる初夏の時期に笑顔を見せることができるか、すべてはこれからの時期の戦い方にかかっている。
2008年03月02日
セリエA 第26節展望(その2)
セリエA第26節は昨夜2試合が行われ、2位ローマはパルマに4−0で快勝し勝ち点を55に伸ばした。もう1試合のミラン対ラツィオの試合は1−1の引き分けとなった。この試合でミランのセードルフとエメルソンの2人が負傷してしまい、火曜日に行われるアーセナルとの試合への不安材料が増す形となってしまった。またこの試合ではカカの実弟であるDFジゴンがセリエAデビューを果たしている。
今夜はセリエA第26節の残り8試合が行われる。今夜は3位ユベントスと4位フィオレンティーナとの直接対決があるほか、ナポリとインテルの試合などが行われる。今回は日曜開催の主な試合を展望します。
ナポリ対インテル
インテルは前節のローマとの直接対決を引き分けで乗り切ることができた。早め早めに選手を入れ替えたものの、後半19分にマクスウェルが左足首を痛めてプレーできなくなり、その時点で交代枠を使い切っていたためそれ以降10人での戦いとなったなかでのサネッティのゴール。やはりここでもインテルの勝負強さが光ったといえる。しかしここに来てまたケガ人が多くなってきている。この試合については特にディフェンス陣の人手が不足ぎみであり、マイコン、リバス、マテラッツィ、キブの4人がスタメンでこの試合を戦うことになるだろう。また前線もイブラヒモビッチ、クルスがともに欠場する見込みで、場合によっては4-3-2-1のフォーメーションで戦う可能性もある。しかしどんな状況になっても今シーズンのインテルは結果を出しており、今回の相手であるナポリが調子を落としていることから考えても、ここでもいい試合ができるのではないだろうか。
ナポリは前節ジェノアと対戦し0−2で敗れた。今年に入ってからのナポリは不調で、8試合を消化して2勝5敗1引分けとペースダウンしている。現在の勝ち点は30と降格ゾーンからは少し離れているが、降格争いに巻き込まれないためにもそろそろペースを上げたいところである。最近のナポリで目立つのはやはり失点が多いことであり、特に後半の失点が目立っている。また退場者も多く、最近5試合でのべ4人が退場になっている。前節にいたってはそれ以外にイエローが6枚出されており少々気になる。今節は4試合ぶりにサラジェタとラベッシの2トップという本来の形で戦うことが予想される。インテルは今節ベストメンバーではないだけに付け入るスキはあるはず。あとは守備がきちんと機能するかどうかにかかっている。
ユベントス対フィオレンティーナ
ユベントスは前節トリノとのダービーマッチを戦ったが、スコアレスドローという結果に終わった。しかも最後の最後でネドベドがコモットの髪の毛をつかんで退場となる後味の悪い幕切れとなった。今回の試合は前節、前々節(レッジーナ戦)と風邪のため欠場していたエースのトレセゲが復帰するほか、この試合まで2試合の出場停止となっていたザネッティのペナルティーが1試合に軽減され、ザネッティも出場できることになった。また最近の活躍で「ネドベド2世」という評価をラニエリ監督から得たバッラディーノも先発出場する見通しである。本来の形で戦うことができなかったここ2試合は結果を出せなかったユベントスだが、今回はすぐ下にいるフィオレンティーナとの直接対決。フィオレンティーナはムトゥがいないとはいえメンバーは揃っている。勝って3位の座を磐石にすることができるか。
フィオレンティーナは前節、リボルノと対戦し1−0で勝利を収めて再び単独4位に浮上した。エースのムトゥとビエリを欠いた中での戦いだったが、負傷したセミオリに代わり途中出場したパパ・ワイゴがゴールを決め、そのリードを最後まで守りきった。パパ・ワイゴはこの冬にフィオレンティーナとジェノアとの共同保有選手という形でジェノアから移籍した選手である。今節はセミオリが欠場するため、FWはサンタナ、パッジーニ、オスバルドの3人がスタメン起用されるという予想になっている。フィオレンティーナは次の木曜日にエバートンとのUEFAカップ4回戦第1レグが予定されており、今後のためにもこの試合で結果を出したいところ。ユベントスは強いのは確かだが、フィオレンティーナも戦力は揃っておりほぼ互角と見ている。あとは攻撃陣の決定力が勝敗を分けそうだ。
ウディネーゼ対アタランタ
ウディネーゼは前節パルマと対戦したが、0−2で敗れて2連敗となった。最近5試合で1勝4敗と不調を脱出できずにいるウディネーゼ。原因は失点があまりにも多いということに尽きる。最近5試合で13失点と平均2点以上取られていることになる。しかも半分以上にあたる8失点は後半25分を過ぎてからの失点である。前節はGKにキメンティを起用するなどしたが結果を出すことができず、毎度のように後半の勝負どころでPKを含む2失点。この状況にはマリーノ監督も頭を痛めているはずである。攻撃面では前節こそゴールはなかったがディ・ナターレの好調が光る。今節は攻撃陣が好調なアタランタとの対戦であり、点の取り合いに持ち込むか守備陣が奮起しないことには苦戦を強いられることになるだろう。
アタランタは前節、好調なサンプドリアと対戦したが4−1というスコアで大勝し勝ち点を34に伸ばした。ミラン戦での勝利以降、3勝1敗3引分けと調子を上げてきたアタランタ。ドーニを中心とした攻撃陣が好調であることが一番の要因だろう。ドーニが前節2ゴールを挙げて好調なほか、1トップのフロッカリもここ2試合で3ゴールと好調である。ただ惜しいのはウディネーゼほどではないが失点が多いということ。最近5試合で10失点と失点が多いゆえ勝ちきることができない試合があるというのが現実である。今節はウディネーゼとの対戦になるが、チーム状態・得点力・守備力いずれをとってもやや優位な立場にある。ただ実力そのものはほぼ互角であり油断は禁物である。
今夜はセリエA第26節の残り8試合が行われる。今夜は3位ユベントスと4位フィオレンティーナとの直接対決があるほか、ナポリとインテルの試合などが行われる。今回は日曜開催の主な試合を展望します。
ナポリ対インテル
インテルは前節のローマとの直接対決を引き分けで乗り切ることができた。早め早めに選手を入れ替えたものの、後半19分にマクスウェルが左足首を痛めてプレーできなくなり、その時点で交代枠を使い切っていたためそれ以降10人での戦いとなったなかでのサネッティのゴール。やはりここでもインテルの勝負強さが光ったといえる。しかしここに来てまたケガ人が多くなってきている。この試合については特にディフェンス陣の人手が不足ぎみであり、マイコン、リバス、マテラッツィ、キブの4人がスタメンでこの試合を戦うことになるだろう。また前線もイブラヒモビッチ、クルスがともに欠場する見込みで、場合によっては4-3-2-1のフォーメーションで戦う可能性もある。しかしどんな状況になっても今シーズンのインテルは結果を出しており、今回の相手であるナポリが調子を落としていることから考えても、ここでもいい試合ができるのではないだろうか。
ナポリは前節ジェノアと対戦し0−2で敗れた。今年に入ってからのナポリは不調で、8試合を消化して2勝5敗1引分けとペースダウンしている。現在の勝ち点は30と降格ゾーンからは少し離れているが、降格争いに巻き込まれないためにもそろそろペースを上げたいところである。最近のナポリで目立つのはやはり失点が多いことであり、特に後半の失点が目立っている。また退場者も多く、最近5試合でのべ4人が退場になっている。前節にいたってはそれ以外にイエローが6枚出されており少々気になる。今節は4試合ぶりにサラジェタとラベッシの2トップという本来の形で戦うことが予想される。インテルは今節ベストメンバーではないだけに付け入るスキはあるはず。あとは守備がきちんと機能するかどうかにかかっている。
ユベントス対フィオレンティーナ
ユベントスは前節トリノとのダービーマッチを戦ったが、スコアレスドローという結果に終わった。しかも最後の最後でネドベドがコモットの髪の毛をつかんで退場となる後味の悪い幕切れとなった。今回の試合は前節、前々節(レッジーナ戦)と風邪のため欠場していたエースのトレセゲが復帰するほか、この試合まで2試合の出場停止となっていたザネッティのペナルティーが1試合に軽減され、ザネッティも出場できることになった。また最近の活躍で「ネドベド2世」という評価をラニエリ監督から得たバッラディーノも先発出場する見通しである。本来の形で戦うことができなかったここ2試合は結果を出せなかったユベントスだが、今回はすぐ下にいるフィオレンティーナとの直接対決。フィオレンティーナはムトゥがいないとはいえメンバーは揃っている。勝って3位の座を磐石にすることができるか。
フィオレンティーナは前節、リボルノと対戦し1−0で勝利を収めて再び単独4位に浮上した。エースのムトゥとビエリを欠いた中での戦いだったが、負傷したセミオリに代わり途中出場したパパ・ワイゴがゴールを決め、そのリードを最後まで守りきった。パパ・ワイゴはこの冬にフィオレンティーナとジェノアとの共同保有選手という形でジェノアから移籍した選手である。今節はセミオリが欠場するため、FWはサンタナ、パッジーニ、オスバルドの3人がスタメン起用されるという予想になっている。フィオレンティーナは次の木曜日にエバートンとのUEFAカップ4回戦第1レグが予定されており、今後のためにもこの試合で結果を出したいところ。ユベントスは強いのは確かだが、フィオレンティーナも戦力は揃っておりほぼ互角と見ている。あとは攻撃陣の決定力が勝敗を分けそうだ。
ウディネーゼ対アタランタ
ウディネーゼは前節パルマと対戦したが、0−2で敗れて2連敗となった。最近5試合で1勝4敗と不調を脱出できずにいるウディネーゼ。原因は失点があまりにも多いということに尽きる。最近5試合で13失点と平均2点以上取られていることになる。しかも半分以上にあたる8失点は後半25分を過ぎてからの失点である。前節はGKにキメンティを起用するなどしたが結果を出すことができず、毎度のように後半の勝負どころでPKを含む2失点。この状況にはマリーノ監督も頭を痛めているはずである。攻撃面では前節こそゴールはなかったがディ・ナターレの好調が光る。今節は攻撃陣が好調なアタランタとの対戦であり、点の取り合いに持ち込むか守備陣が奮起しないことには苦戦を強いられることになるだろう。
アタランタは前節、好調なサンプドリアと対戦したが4−1というスコアで大勝し勝ち点を34に伸ばした。ミラン戦での勝利以降、3勝1敗3引分けと調子を上げてきたアタランタ。ドーニを中心とした攻撃陣が好調であることが一番の要因だろう。ドーニが前節2ゴールを挙げて好調なほか、1トップのフロッカリもここ2試合で3ゴールと好調である。ただ惜しいのはウディネーゼほどではないが失点が多いということ。最近5試合で10失点と失点が多いゆえ勝ちきることができない試合があるというのが現実である。今節はウディネーゼとの対戦になるが、チーム状態・得点力・守備力いずれをとってもやや優位な立場にある。ただ実力そのものはほぼ互角であり油断は禁物である。


