2008年04月29日

バレンシア、熱狂的なサポーターに支えられ勝利!

昨日はバレンシアがゴンザレス新監督に交代して最初の試合となるオサスナ戦がバレンシアの本拠地メスタージャで行われた。バレンシアにとっては4月12日以来の本拠地での試合。前回の本拠地の試合からコパ・デル・レイ(国王杯)優勝、クーマン監督の解任、ゴンザレス新監督就任といろいろあったわけですが、バレンシアのサポーターたちは新生バレンシアに期待していたようで、試合前からバレンシアの町は盛り上がっていました。下の動画はバレンシアの選手がホテルからホームスタジアムのメスタージャにクラブバスに乗って移動する様子ですが、ここからもバレンシアサポーターの熱気が伝わってきます。



前任のクーマン監督から戦力外扱いされていたアルベルダ、アングロ、カニサレスの3選手のうち、カニサレスは先発出場、アングロは後半40分から出場し4ヶ月ぶりの試合出場を果たした。この2選手に対してはスタンドから温かい拍手が送られていた。その一方でアルベルダはベンチ入りしたものの出番はなく、メンバー発表時にアルベルダの名前がコールされた時は拍手とともにブーイングも起きていた。アルベルダに関してはクラブを訴え、裁判に持ち込んだことでファンからの批判も多いことから、このような反応になったのではないでしょうか。

試合のほうは前半19分にビジャのPKによるゴールで先制、その後も後半5分にマタ、後半37分にホアキンがゴールを決めて3−0で快勝。1部残留という目標に向かっていい形でスタートすることができた。次の動画はスタンドからの映したもので、5分頃まで試合前のスタンドの様子が映し出されています。5分頃から6分頃までは前半19分のPKの様子が映っています。



昨日の勝利によってバレンシアの勝ち点は42となり、降格ゾーン最上位のサラゴサとの勝ち点差は4に広がり、残留に向かって1歩前進した。残り4試合で次の相手は強敵バルセロナ。また最終節にはアトレティコとの試合も残っており、まだまだ予断を許さない状況が続きます。昨日の試合の勢いを持続できるかが残留へのカギになるでしょう。

おしまいにメスタージャのスタジアムの外で行われていたボールを使ったパフォーマンスの様子をどうぞ。


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2008年04月28日

インテル、スクデッドに王手!

セリエAは昨夜第35節の全試合が行われた。セリエAも残り4節となりこの第35節以降は全試合同時開催が慣例となっている。スクデッド獲得に向かって前進を続けている首位のインテルは本拠地サン・シーロに残留争い中のカリアリを迎えて試合を行い、2−1で勝利していよいよ3年連続のスクデッドに王手をかけた。


今シーズンのインテルは故障者を多く抱えながらもリーグ戦では順調に勝ち点を重ね続けていて、ここまでで負けたのは第26節のナポリ戦と第30節のユベントス戦の2試合だけと非常に安定した戦いをしています。

そのインテルの次の試合はミランとのミラノ・ダービーとなる。ミランも昨夜の試合の結果、来シーズンの欧州CL出場権獲得へのチャンスが再び出てきており、おそらくインテルにとってはあらゆる意味で難しい試合になるだろう。

現在2位ローマとの勝ち点の差は6のままだが、勝ち点が同数になった場合直接対決の結果で順位が決まるため(インテルとローマの場合、今シーズンはインテルの1勝1分けでインテルが上である)、次のミラン戦でインテルが勝利を収めればローマはインテルの勝ち点を上回れないためインテルの優勝が決まる。次節優勝のための条件は以下の通り。


インテルの次節優勝のための条件


@インテルがミランに勝利する

Aインテルがミランと引き分け、ローマがサンプドリアに引き分けか負ける

Bインテル、ローマがともに負ける
posted by セイルズ at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA07-08シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

レバンテのストライキは中止

昨夜書いたレバンテのストライキの件について、クラブ側が選手の納得する解決策を見出したため、選手たちのストライキは中止されることになった。これにより27日のレクレアティボとの試合は予定通り行われることになった。


とりあえずストライキが中止になったことは良いことであるが、レバンテの置かれた状況は厳しいことに変わりがなく、残り5試合を全勝しても残留できるかどうかわからないのが現実である。しかしここまで頑張ってきたのだから、結果はともかくとして最後まで頑張ってほしいと思います。
posted by セイルズ at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界のサッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レバンテ、もはや限界

バレンシアは新監督の下で新たなスタートを切ったのだが、今シーズンのスペイン1部リーグにはそのバレンシアよりも悲惨な状況にあるチームがあります。それは同じバレンシアに本拠地を構えるレバンテです。レバンテは現在残留ゾーンから大きく離れて最下位となっていますが、悲惨なのはチームの財政状況である。

レバンテは現在、選手への給料さえ支払えない状況に陥っている。しかもその未払いは昨シーズンから続いており、昨シーズンと今シーズン合わせて8割以上が未払いの状況で選手の大半が借金生活という極めて悲惨な状況となっている。正直、ここまで来てしまうとサッカーに集中できないのは当然であり、今シーズンの途中から就任し現在トリノの監督を務めるディ・ビアージ前監督も始めはシーズンが終わるまで監督を続けるつもりで他チームからのオファーを断っていたが、「財政問題が解決しなければこのクラブは何も始まらない、まともなプロジェクトを持つクラブで働きたい」とトリノのオファーを受けたのである。

レバンテの選手たちは今年の2月に一度、練習をボイコットしたうえクラブ側に最後通告を突きつけたが、バレンシア州の支援で給料未払い分の一部が支払われたためストライキは回避された。しかしその後も給料の未払い問題は一向に解決せず、現状のままでは27日に行われるレクレアティボ戦でストライキを起こす可能性が高い。

現在レバンテは約6000万ユーロ(約97億2000万円)もの借金を抱えており、そのうち選手の未払い分の給料は総額1800万ユーロ(約29億円)となっており、バレンシア市の支援が得られてもこの状況を打開するのはもはや不可能な状況である。

レバンテは2005-06シーズンに2部リーグで3位となり、1部に昇格。昨シーズンから給料未払いが起きていたのだが、その問題が表に発覚したのは今シーズンに入ってからである。昨シーズンは15位でシーズンを終えている。選手たちはクラブを信じてここまで我慢し、チームのために全力で戦ってきた。本当にこのつらい状況の中で良く頑張ったと思う。それに対して早期に有効な手段を講じることができなかった経営陣は恥を知るべきだろう。

もし27日にストライキが行われた場合、試合は没収試合となり3−0でレクレアティボの勝利となる。そしてその次のエスパニョール戦でもストライキが続けば、レバンテは2部降格となるとともに今シーズン後半のレバンテ絡みの試合がすべて取り消され、1部リーグの順位に大きく影響することになる。さらに6月30日までに財政を正常化できなければさらに1ランク下の2部B(3部リーグ)に降格してしまう。

ここまで頑張ってきた選手たちにとっては本当につらい話であり、ここまでこの記事を書いてきた私も選手たちに同情したい気持ちになるが、今シーズンのレバンテは悲劇の結末を迎えることになりそうである。
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2008年04月24日

新生バレンシア、始動

クーマン監督が解任され、サルバドール・ゴンザレス・ボロ新監督が就任した新生バレンシア。就任会見が行われた翌23日、チームは新監督の下で初めての練習を行った。


今回のゴンザレス新監督就任によって、クーマン体制の下では戦力外とされてきたアルベルダ、アングロ、カニサレスの3選手も戦力として復帰することとなり、今後の活躍次第によってはスペイン代表としてEURO2008に出場できる可能性も出てきた。

ゴンザレス新監督の下で新たなるスタートを切ったバレンシアだが、ゴンザレス新監督は次の新監督が就任するまでのつなぎということのようで、早くも次期新監督の候補にリバプールのベニテス監督やマンチェスター・Cのエリクソン監督の名前が挙がっている。

新生バレンシアの初戦は4月27日に行われるリーガ・エスパニョーラ第34節のオサスナ戦。オサスナも残留争いをしているチームの1つであり、残留のためには勝っておきたい相手。新生バレンシアの初戦はあらゆる意味で注目の試合となるでしょう。
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2008年04月22日

クーマン、ついに解任

ついにその時がやってきた。スペイン1部のバレンシアは公式HPを通じてロナルド・クーマン監督の解任を決定した。そして後任の監督には元バレンシア選手で現在バレンシアのフロントに在籍するサルバドール・ゴンザレス・ボロ氏が就任することになった。また今回の監督交代に伴ってコーチ陣やフロントからもバレンシアを去るスタッフが数名出る見通しとなっている。クラブ側の記者会見は22日に行われる予定。

クーマン監督は昨年11月から指揮を執ったが、リーグ戦ではわずか4勝と前任のキケ・サンチェス・フローレス監督よりもはるかにひどい成績しか残せず、さらにはアルベルダ、アングロ、カニサレスの3選手を戦力外とするなどの混乱を招いた。コパ・デル・レイ(国王杯)のタイトルを獲得したことは評価できるものの、チームはリーグ戦で現在4連敗中であり前節のビルバオ戦を1−5で大敗し、降格ゾーンまでの勝ち点差が2となったことでついに解任されることになった。

今回の監督交代でシーズン2度目の監督交代となったバレンシアだが、そのバレンシアのフロントにも問題があるだろう。前任のキケ・フローレス監督は先日あるメディアのインタビューに対して「バレンシアというクラブには調和やいい組織がない」と発言している。クラブ側とクーマン監督との意思の疎通もうまくできていなかったように感じる。チームが低迷した時に適切な対応やバックアップをしようとせずに批判逃れすることばかり考えていたソレール前会長以下フロント陣にも責任がある。ソレール前会長は今年3月に辞任したものの筆頭株主として実権を握り続けていることに変わりはなく、いくら監督が交代してもチームの体質がそれではチームは良くならないだろう。チーム再建のためにはフロントを含めた抜本的な改革が必要であり、バレンシアのサポーターは今こそソレール体制に対してはっきりと「NO!」というべきだろう。
posted by セイルズ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界のサッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする