プラティニ会長は今回の事件でのイタリアサッカー連盟の決定について、暴力的なサポーターの移動を制限することに賛成する一方で、事件当日に選手に喪章を腕につけてプレーさせたことや一部の試合を延期したことについては疑問を呈した。
プラティニ会長の発言について感じたことは、やはり今回の事件においてサッカーは被害者であるという事に変わりはないということである。しかし、試合の延期について疑問を呈した点についてははたしてどうだろうか。事件当日は結果として6試合がキックオフされたわけだが、アタランタ対ミランは試合前からサポーターと警官隊が衝突、試合が始まるとサポーターが暴れて収拾がつかなくなり試合中止になっているし、それ以外の試合会場の観客席でも警察への非難の声が止まなかった。延期になった2試合(インテル対ラツィオ、ローマ対カリアリ)が事件当日に安全な環境で試合ができたかは疑問に思います。
昔は暴力的なサポーター(フーリガン)といえばイングランドが有名でしたが、そのイングランドではあらゆる努力の結果、現在ではフーリガンはほとんど見られない状況であり、フーリガンをなくすことは可能であるといえます。
今回の事件はプラティニ会長の発言の中にもあるように、イタリア社会の問題であり、イタリアの社会そのものが良い方向に変わっていく必要があるのではないでしょうか。
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