2007年11月25日

セリエA 第13節展望(その2)

セリエA第13節は土曜日に2試合が行われ、上位チームのインテルとローマが勝ってそれぞれ勝ち点3を手に入れた。今日(日曜日)は残りの8試合が行われます。今回はセリエA第13節展望(その2)ということで、日曜日開催の主なカードについて展望します。


ユベントスパレルモ

ユベントスは前節パルマ相手に苦戦し、2−2の引き分けに終わった。前節の2失点のうち1失点はPKによるもので、今シーズンのユベントスはやたらとPKに泣かされている。それでも今シーズンのユベントスは最後まであきらめずに全力で戦うだけの強い精神力があり、それが今の成績につながっているといえます。ただユベントスは出場停止になる選手も多く、今節はキエッリーニが出場停止である。しかし戦力は揃っているので大きな問題はなく、いい試合が期待できそうです。

前節のパレルモはアマウリ、ミッコリの両名を欠きながらもナポリに2−1で勝って、久々の勝利を収めた。この勝利はチームにとっても大きなプラスになりそうだ。今節はアマウリが出場停止が明けて戻ってくるものの、ミッコリは不在のままでブリエンツァが引き続き代役を務めることになる。2節前のジェノア戦では守備が乱れ3失点となってしまったが、10/28のインテル戦ではイブラヒモビッチらインテルの攻撃陣を完封している。勝ち点を得るためには、ユベントスの攻撃陣を封じ込めることができるかが大きなポイントとなる。もちろん攻撃陣の頑張りが必要なのはいうまでもない。


レッジーナフィオレンティーナ

フィオレンティーナは前節ウディネーゼに敗れて今シーズン初黒星となった。ウィファルシやガンベリーニが負傷した影響が少なからずあったといえる。さらに今節はパスクァールが出場停止となっており、最終ラインに少々不安がある。また攻撃陣でもエースのムトゥが大腿直筋の損傷で戦線離脱、次週のインテル戦への出場が危ぶまれている。今回はムトゥに代わって9/29のリボルノ戦で活躍したオスバルドが代役を務めるとみられる。さらにブランデッリ監督も背中に強い痛みを訴えてベンチ入りできなくなるという事態になっており、ここまで順調に来ていたフィオレンティーナにとっては踏ん張りどころといえます。

レッジーナは監督交代後、ナポリに引き分けるとその次のジェノア戦で今シーズン初勝利を挙げ、調子を上げてきている。監督交代後の起用メンバーに大きな変化は無いが、監督経験が豊富なウリビエリが新監督になったことでチームが良い方向に向かっていることは確かである。レッジーナが勝ち点を得るには、アモルーゾをメインにした攻撃陣がうまく機能するかがポイントになりそう。


ウディネーゼシエナ

前節ウディネーゼは難敵フィオレンティーナに2−1で勝利を収め、これでユベントス、フィオレンティーナと上位チームから2つ目の白星を獲得した。チーム自体も勝ち点22となり上位チームに値する成績となった。このところのウディネーゼは攻守のバランスが取れており、安定して勝ち点を獲得できている。強力な3トップをメインにした攻撃的なサッカーが次第に浸透してきているといえる。まさに「攻撃は最大の防御」といえます。今節も強力3トップがうまく機能すればシエナから勝ち点3を得ることができるだろう。次節はローマとの大一番が控えているので勝って勢いをつけたい。

シエナはマンドルリーニ監督が辞任し、昨シーズンチームを率いていたマリオ・ベレッタが監督に復帰した。今シーズンのシエナは第7節にエンポリに勝っただけで引き分けが6試合ある。最近はパルマに2−2、前節は最下位のリボルノに2−3で競り負けている。このところは点の取り合いになっており、攻撃面で頑張っていても守備が乱れて結果が出ないという状況である。ウディネーゼの3トップを抑え込むことができればチャンスがあるかもしれないが、ウディネーゼは守備も安定しており現状では苦戦は免れないだろう。


カリアリミラン

日本入りを12/6に控えたミラン。日本入りまでの試合は欧州CLを含めて4試合である。リーグ戦ではいまひとつ調子が上がらないミランではあるが、今節からロナウドが復帰して多少なりとも選手のやりくりが楽になるだろう。そのロナウドはこの試合スタメンで起用するとアンチェロッティ監督は明言しており、ロナウドのプレーに注目が集まりそうだ。その代わりにカカがベンチスタートになりそうである。今シーズンのミランは攻撃陣の好不調の波が激しいため、得失点差の割に白星・勝ち点が少ないという状況である。ロナウドの復帰で攻撃陣が安定して点が取れるかがポイントであり、この試合においてもそれが一番のポイントになる。

カリアリは成績不振を理由にジャンパオロ監督が解任され、ネド・ソネッティが後任となった。ソネッティ監督がカリアリを率いるのはこれで3回目である。ここまでのカリアリは攻守がかみ合わず2勝しているものの6敗しており、負け数はリボルノとエンポリに次いで多い。得点力も高くないうえに守備力もいまひとつである。今節はミランが相手であり、現状のカリアリの戦力ではかなり厳しい戦いが予想される。
posted by セイルズ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | セリエA07-08シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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